意外と知らない!さつまいもの保存期間とおすすめの保存方法まとめ
さつまいもを購入したけれどすぐに使わない場合、どのくらい日持ちするかが気になるところですよね。この記事では、さつまいもの保存時間や保存方法を紹介します。無駄なく使い切るためにも、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
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生のさつまいもの保存期間
スーパーで買ってきた生のさつまいもの賞味期限は、2週間程度が目安です。スーパーに並ぶさつまいもはほとんどの場合洗浄済みであるため、土付きのものに比べると傷みやすい傾向があります。
一方、掘りたてのさつまいもの賞味期限は、2〜3ヶ月程度です。品種や保存状態によっては半年ほど食べられることもあります。水濡れすると痛んでしまうため、土がついている場合には手で払う程度にしてください。また、さつまいもは高すぎる気温や湿度に弱い特性があるので、すぐに使わない場合には新聞紙に包み、風通しの良い場所で保管してください。
調理済みのさつまいもの保存期間
調理済みのさつまいもは、生のさつまいもに比べると傷みやすくなっているため注意しましょう。焼き芋など、加熱したさつまいもの保存期間は、冷蔵庫で2〜3日程度で加熱した後は雑菌がつかないように配慮することが大切です。また乾燥しないように、保存容器やラップを活用して密閉してください。
切ったさつまいもの保存期間
切った生のさつまいもを保存する場合には、2〜3日以内には食べ切ってください。断面部分をキッチンペーパーで包んで、さらに上からラップで覆い、野菜室で保存しましょう。細切りや輪切りにしたさつまいもは、水に漬けた状態で保存することで、3日程度食べられます。その際は、衛生を保つためにも水は毎日換えてください。
さつまいもの保存に適した温度
さつまいもの保存は、14℃〜16℃がベストだといわれています。さつまいもも他の野菜と同様に、高温の場所に放置していると傷みやすいのはもちろんですが、保存する温度が低すぎても低温障害を起こしてしまいます。特に温度が10度以下になると低温障害を引き起こやすくなり、皮や実が変色したり腐ってしまったりして、おいしく食べられません。
【これで長持ち】生のさつまいもの保存方法
さつまいものベストな保存方法は、季節によって異なります。ここからは、秋から冬の保存方法と、春から夏の保存方法をそれぞれ解説します。
秋から冬の保存方法
秋から冬にかけての涼しい時期のさつまいもは、基本的に常温で保存しましょう。土を払ったさつまいもを新聞紙に包み、風通しの良い日陰に置くだけで2〜3ヶ月の保存が可能です。
常温で保存する際には、さつまいもが水分に触れないようにくれぐれも注意してください。湿気や水分に触れてしまうと、さつまいもの味や食感が落ちてしまいます。万が一濡れてしまった場合には、太陽の光に当てて乾かしてから、保管するようにしましょう。
春から夏の保存方法
春から夏にかけてのさつまいもは、常温で保存すると傷みやすいため、冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵保存する場合にはさつまいもを丸ごと水洗いし、水を張った容器に入れて全体を浸します。蓋を密閉したら、冷蔵庫の温度が高い場所に入れましょう。野菜室で保存すれば、1ヶ月程度おいしく食べられます。さつまいもが容器に入りきらない場合には、小さくカットしてから浸しても問題ありません。その際はさつまいもが傷まないように、水は毎日替えてください。
大量にある場合には冷凍保存も可能
さつまいもが大量にあってすぐに使い切れない場合には、冷凍保存もおすすめです。短冊切りスティック状、輪切りなど、料理に活用できそうな大きさに切って、冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫で保存すれば、すぐに使えるためとても便利です。ただし生のまま凍らせると若干食感が落ちてしまうため、気になる方は加熱調理を済ませてから冷凍しましょう。
また、加熱してマッシュした状態で冷凍すれば、お菓子作りやポタージュスープなどに使えます。ジッパー付きの冷凍保存袋にマッシュしたさつまいもを入れたら、平らにならして保存しましょう。冷凍庫に入れてもかさばらず、場所を取らないのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。さつまいもの保存期間やおすすめの保存方法をご紹介しました。さつまいもの賞味期限は、保管方法や状態で大きく変わります。家庭で保存する際には、温度や湿度がとても大切なので、季節に合わせて管理してください。ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしていただき、甘いさつまいもをおいしく召し上がってくださいね。