妊娠中のおやつは焼き芋を食べよう
妊娠中のおやつは焼き芋を食べよう
この記事を読むための時間:3分
妊娠中のおやつは何を食べて良いのか悩む方は多いのではないでしょうか?
妊娠中のおやつには、栄養価が高く、さまざまな効能がある「焼き芋」がおすすめです。
満足感があるので、体重管理のダイエット中にも活用できる食材です。
本記事では、さつまいもの栄養価、効能について詳しく紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
さつまいもの栄養価
さつまいもは栄養価が高い食材です。さつまいもには食物繊維やでんぷん、ビタミンE、カリウム、ビタミンB群、ミネラルなど豊富な栄養素を含んでいます。
妊娠中に必要な栄養素です。さつまいもは熱を通しても栄養が失われません。
焼き芋は腹持ちも良いので、おやつにおすすめです。
さつまいもの効能
さつまいもは、栄養価が高く、さまざまな効果があります。便秘や高血圧・むくみの予防など、妊娠中のトラブルを解消してくれます。
また、胎児の成長に必要な葉酸やビタミンCを摂取できます。
さつまいもの効能は優れていますが、食べ過ぎると体重が増えたり、血糖値が上がったりするので、食べ過ぎには注意しましょう。
便秘解消
妊娠初期から後期の前期にわたって便秘で悩んだ方は多いのではないでしょうか?
黄体ホルモンの影響や子宮が大きくなって腸を圧迫することで便秘になります。さつまいもには、食物繊維を多く含んでいるので便秘解消に効果があります。
食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類に分かれます。
水溶性食物繊維は水に溶けやすく、ネバネバとした形状です。胃腸内をゆっくり移動するので、糖質の吸収をおだやかにします。食後血糖値の急な上昇をおさえる働きがあります。
不溶性食物繊維は、水溶性食物繊維とは違い、水には溶けず、大腸のぜんどう運動を促すので、便秘解消につながります。
クロロゲン酸で血糖値を抑える
さつまいもには、クロロゲン酸が含まれています。とくに皮の部分に多く含まれていて、抗酸化作用や血糖値を抑える効果が期待できます。妊娠初期から後期まで血糖値が乱れやすくなります。さつまいもを食べて血糖値のバランスを整えましょう。さつまいもの皮の部分に土がついていると食中毒の危険性があるので、しっかり洗ってから加熱をして食べてください。
葉酸・ビタミンCの摂取
葉酸という栄養素の名前をよく聞くかもしれません。
妊娠初期は、胎児の神経管は形成されます。葉酸は、胎児の神経管の形成や妊娠中の貧血に必要な栄養素です。
胎児の先天性異常のひとつである、神経管閉鎖障害のリスクも減らします。
葉酸を体内で活用されやすくするには、ビタミンCを一緒に摂取すると良いとされています。
さつまいもには葉酸とビタミンCが多く含まれるので、積極的に食べましょう。
食欲を抑制
妊娠中期は、つわりが収まり、胎児が成長するのでおなかが空きます。食べ過ぎによる体重増加が見られた場合、ダイエットをしなくてはなりません。
体重が増加すると、妊娠性高血圧症候群や妊娠糖尿病などの病気を発症したり、難産になったりと危険を伴う可能性があります。
上記の通り、さつまいもは、食物繊維を多く含んでいるので、胃や腸で膨らみ、食欲を抑制してくれます。
さつまいもは、ご飯や食パン、麺類よりもカロリーが低いので、ダイエット食におすすめです。
高血圧・むくみの予防
妊娠後期は、胎児に多くの血液を送るので、血液量が増加してむくみが起きやすくなります。
さつまいもには、利尿作用のあるカリウムが豊富に含まれています。
余分なナトリウムを排出して、塩分バランスが整えられます。高血圧やむくみの予防につながるので、さつまいもを摂取するようにしましょう。
妊娠中のおやつは焼き芋がおすすめ!
さつまいもは栄養価が高く、さまざまな効能があります。いろいろな調理方法がありますが、満足感のある「焼き芋」がおすすめです。
太ってしまったときのダイエットにも使えるので、ぜひ焼き芋を食べてください。