さつまいもの離乳食で、赤ちゃんも便秘解消!初期、中期におすすめレシピを紹介
さつまいもの離乳食で赤ちゃんの便秘を解消!
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離乳食を食べる時期になると、今まで頻繁にウンチをしていた赤ちゃんが急に便秘になってしまうことがよくあります。
日頃からお世話をしているパパとママなら赤ちゃんのお通じは把握しやすいですが、赤ちゃんは自分では喋れないので、お腹の調子がどうなっているのか把握するのは難しいですね。
だからこそ、離乳食の内容を工夫して便秘になりにくいようにしてあげましょう。
赤ちゃんの便秘予防におすすめなのはさつまいもを使った離乳食。その理由と、離乳食初期、中期、後期におすすめの離乳食レシピを紹介します。
離乳食で赤ちゃんが便秘になりやすい理由とは?
離乳食を食べ始めると何故赤ちゃんは便秘になりやすいのでしょうか。その理由を詳しく解説します。
胃腸の機能が未熟なため
生まれたばかりの赤ちゃんはしばらくの間、母乳かミルクで育ちますが、それは胃腸の機能が未発達なためです。
少しずつ育っていき、一般的に生後6カ月前後から離乳食を食べられるようになります。食べることによって、消化液や唾液が増え、胃腸の消化吸収力が発達していくのです。
しかし、急に大人のように胃腸は機能するわけではないので、便秘になることもあります。
水分不足に陥るため
離乳食を食べるようになり、母乳やミルクの頻度や量が減ると、赤ちゃんが水分不足に陥ることがあります。
白湯や麦茶で水分補給をするようになりますが、慣れていない間は上手に飲めないこともあるでしょう。
痛みを感じると排便を嫌がるため
ウンチが硬くなってしまうと排便の際痛みを感じ、赤ちゃんが排便を嫌がるようになります。できれば、そうなる前に、対策しておきたいところですね。
さつまいもが赤ちゃんの便秘予防におすすめの理由
さつまいもは赤ちゃんの便秘予防に離乳食初期の段階からおすすめです。その理由を詳しくご説明します。
食物繊維が豊富
さつまいもは胃腸の働きを助け、お通じをスムーズにする食物繊維が豊富な食品です。さつまいもを切った際、断面から染み出すヤラピンという成分にも便秘予防効果があります。
ご飯との相性がよい
離乳食はまずおかゆからはじめますが、さつまいもはご飯との相性がよいです。
柔らかく食べやすい
さつまいもは固形でも食べられますし、ペースト状にもなります。歯が生えそろっていない赤ちゃんでも食べやすい食品です。
自然の甘味で赤ちゃんも好む
離乳食を思うように食べてもらえないで困ることはよくありますが、甘いさつまいもを美味しいと感じて好んで食べる赤ちゃんは多いです。
離乳食初期、中期、後期におすすめのさつまいも離乳食レシピ
さつまいもは離乳食全ての時期に活躍するのでおすすめです。離乳食初期、中期、後期、段階に合わせたさつまいもを使った離乳食レシピをご紹介します。
(離乳食初期)さつまいものおかゆ
輪切りにしてやわらかく蒸したさつまいもをつぶして、ペースト状にします。それを10倍がゆに混ぜて出来上がりです。
蒸す際はじっくり時間をかけて加熱すると甘味がまし、便秘予防効果もアップします。
(離乳食中期)さつまいものミルク煮
さつまいもはあらかじめ蒸しておき、小さな角切りにします。小鍋にさつまいもと牛乳を入れて弱火にかけて火が通ったら、出来上がりです。
腸のぜん動運動を高める牛乳と一緒に食べられるメニュー。相乗効果が期待できます!
(離乳食後期)さつまいもスティック
さつまいもを皮ありの状態でスティック状に切ります。フライパンに入れてバターで軽く焦げ目がつくくらいに焼きましょう。蓋をして弱火で5~10分じっくり焼きます。
栄養価の高い皮ありなのがポイント。赤ちゃんが手づかみを楽しめますし、大人のおやつにもおすすめです。
さつまいもは離乳食でも便秘予防に大活躍!
離乳食の際の便秘は対処が難しく、癖になってしまいやすいです。そうならないように、手軽で美味しいさつまいもを活用してください。
加熱したものを使いやすい大きさで切ってラップをして冷凍保存しておくと、とても便利なのでストックしておくのがおすすめです。